キャンパスツアーの学生ガイドとしてリアルな体験を交えて施設紹介。新人向けのレクチャー動画も完成させる

キャンパスツアー学生ガイド、観光学部交流文化学科3年次　飯野裕大さん

2023/03/24

立教生のキャンパスライフ

OVERVIEW

観光学部の先輩に誘われて、キャンパスツアーの学生ガイドを始めた飯野裕大さん。

「コロナ禍で授業やサークル活動が制限され、何か満ち足りない日々を過ごしていたので、刺激的な挑戦になるとわくわくしました。私は普段、新座キャンパスに通っているのですが、所属する『ハイキングクラブ』や『アルバム制作委員会』の活動で池袋キャンパスにもなじみがあります。その強みを生かして、現在は両キャンパスでガイドをしています」

飯野さんが担当するキャンパスツアーは、大きく分けると受験生対象と保護者対象の2種類があり、学生がガイドをする意味は「学生らしく伝えること」にあると考えている。「マニュアルを読むだけにならないように、日頃の体験を交えながら施設を紹介しています。中でも高校生が参加している際は、自分が受験生だった時の生活ぶりや大学選びのポイントなど、彼らの関心が高いトピックにひも付けて話すことが多いです」と語る。

学生ガイドを務める飯野さん。授業やゼミで培ったプレゼンテーションスキルが役立つという（写真は池袋でのキャンパスツアー）

キャンパスツアーのレクチャー動画の1コマ。持ち物の準備からコースのポイントまで、一連の流れについてアドバイスを送る

2022年度の首都圏教育懇談会では、保護者対象のキャンパスツアーも行われた。

「コロナ禍でキャンパスへの入構制限が続いていたので、初めてキャンパスに来たという保護者の方が多くいらっしゃいました。やりがいのあるツアーになりましたね」

登山を中心に活動をする大学公認アウトドアサークル「ハイキングクラブ」に所属。大岳山（東京都西多摩郡）の山頂にて

そんな飯野さんに、立教大学総長室渉外課から新人向けのレクチャー動画の作成について声が掛かった。「私自身、ガイドデビューした当時は不安だらけだったので必要性を感じていました」と快諾。ガイド仲間が撮影と動画編集を担当し、飯野さんが出演するレクチャー動画が完成した。

「知識とノウハウはもちろん、何よりも『学生らしさや自分らしさを大切に』というメッセージが届く内容を心掛けました。今後は学生ガイドの存在を周知するとともに、キャンパスの魅力がより伝わるツアーを提供できるようにがんばります」

※本記事は季刊「立教」263号（2023年2月発行）をもとに再構成したものです。バックナンバーの購入や定期購読のお申し込みはこちら
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